旅は備えの充実度で決まる

歩き遍路の申込方法
最近は、色々な場所への巡礼に、歩き遍路のツアーなどが組まれていることが多くなってきています。旅行会社ではツアーの説明会をひらいていることが多く、それに一度参加するのもいいと思います。とても便利で、巡礼ツアーなどの企画スタッフは個人ではわからないような情報も知っていたりして教えてくれることがあります。季節に応じた服装や防寒・暑さ対策、気候の情報など調べるだけでは不十分なことも知り得ることができます。旅行会社のツアーなどを利用するのは、手間を省くことができますしとても安心です。しかし、大変ですが個人で色々な情報を収集して宿の手配もすることも歩き遍路の楽しみの一つでもあります。計画を立てて、個人で宿の手配もするとまた達成感が違います。自分に合った方法で、歩き遍路の申込をするといいとでしょう。
歩き遍路には欠かせない必須アイテム
遍路をするのですから、巡拝用品一式はもちろん必要です。そして、必ず持っていかないといけないのが保険証です。歩き遍路の一日に歩く距離が約25キロメートルから40キロメートルと言われています。一度の歩き遍路で全部回ることができるなら四国の八十八か所巡りだと約1か月半から約2か月かかることになります。その間、体調が悪くなったりしても不思議ではありません。近くの医療機関にかかる可能性があるからです。もちろん常備薬や、2~3日分の着替えも必要です。普段の旅行に持っていくようなもののほかに、携帯の雨具や洗濯用具の準備も大切です。そして、それらがしっかりと入るリュックサックのような両手のあく担げるもので、荷物を入れ総重量が12キログラムぐらいまでに抑えられるものが必要になります。長い距離を背負って歩くので、自分の体に合った動きやすいものを事前に選択しておくと歩き遍路が快適になります。なくてはならないものが「履きなれた運動靴」です。通常とは違う距離を歩くことで、足や靴には想像以上に負担がかかります。替えの靴も1足入れておくことが大切です。